B型及びC型肝炎で治療が必要な患者のうち7割が治療を受けておらず、政府が早期の予防と治療を呼びかけた。肝臓病は台湾で代表的な病気とされてきたが、ワクチンと医学の進歩により、台湾での死亡率は過去30年で4割下がっている。
衛生福利部国民健康署では、今では肝臓病を対象とした大変優れた追跡や治療の方法があるものの、肝臓は「沈黙の臓器」とされ、初期には自覚症状がないことから、積極的に治療する重要性がおろそかにされていると指摘した。国民健康署の邱淑媞・署長は、積極的に治療すべき患者の7割がそうしていないと警告している。
邱・署長は、「B型、C型肝炎のウイルスを持っている人は合わせて約280万人で、治療が必要な人は約90万人だが、実際に治療を受けているのは25万人に過ぎない。知ってほしいのは、治療しておけば肝臓がんの8割前後は予防でき、肝硬変の47%は予防できることだ」と話している。
どうして治療しないのかを国民健康署が調べた結果、8割の人が、「体に異常がないから」と答え、一部の人は「時間がない」と回答したということ。邱・署長は、症状が出てから治療するのは「石器時代の考え方だ」とし、早期の予防と治療の観念を浸透させる必要性を強調した。