原子力をテーマにした映画祭、ノー・ニュークス・フィルム・フェスティバルが24日、台北市内の複数の映画館で開幕した。アジア各国、及びフランス、ドイツの反核ドキュメンタリーが上映される。
オープニング作品は、日本の舩橋淳監督の『フタバから遠く離れて第二部』で、同監督も来台して、福島県の現状について語った。舩橋監督は、2011年の東日本大震災で原子力発電所の事故が起きた福島の事は、多くの人にとって遠い昔のことかもしれないが、現地の人たちにとっては現在進行形であり、未来形のことだと訴えた。また、住む場所を失った人たちは未来に呆然とし、何代にもわたって受け継がれてきた文化も失われつつある他、原発事故から生まれた政治闘争も地元の人たちの間に溝を残したと話した。
この映画祭では、原子力をテーマとした各国のドキュメンタリー13本が上映される他、台湾、日本、オーストラリアの映像作家や環境保護運動に携わる人たちの座談会なども行われる。