馬英九・総統が、「92共識(92年コンセンサス)」を守ることで台湾海峡両岸に問題は生じないとしている。馬英九・総統は現在、中米及びカリブ海に位置する友好国三カ国を歴訪中で、台湾時間の13日未明(現地時間12日午後)に最初の訪問先、ドミニカ共和国に到着、現地の華僑同胞との晩餐会に出席した。
馬・総統は席上、過去7年来、台湾を繁栄させ、台湾海峡両岸を平和にし、国際的にも貢献していくという政策目標に向けて努力したことで、現在では国際社会における台湾の活動空間は広がり、両岸関係も大きく改善されたと強調した。そして、こうした戦略は中華民国憲法の枠組みの下、両岸が「統一せず、独立せず、戦わず」という現状を維持し、また、「92年コンセンサス、一つの中国、各自解釈」を基礎に両岸関係を平和的に発展させることだと説明した。
馬・総統はそして、「これらはみな我々が努力してきた成果であり、偶然の産物ではない。当たり前のことと思ってはならない。努力が必要なのであり、両岸問題では、目的論だけではだめで、方法論が必要だ」と述べた。
また、来年の総統選挙後、外交面での影響が出ることを懸念する声に対し、馬・総統は、誰が総統に当選するに関わらず、自分のいう戦略に従えば両岸関係に問題は起きないとし、「92年コンセンサス」を守ることで両岸関係に問題は生じないとする見方を示した。馬・総統は一方で、「それに背けば予測不能」と述べている。