馬英九・総統が11日、中米及びカリブ海に位置する友好国、ドミニカ共和国、ハイチ、ニカラグアの三カ国訪問に出発した。馬・総統の外遊は2008年の総統就任以来11度目。
今回の外遊は、これらの国々との関係強化と、馬・総統が積極的に推進してきた「活路外交」の成果を確かめることが目的。ドミニカ共和国では勲章を受けると共に、同国国会で演説する。ハイチでは中華民国の援助で建設された最高裁判所ビルの落成式に出席する。ニカラグアでは現地の台湾系企業を訪問する。ハイチとニカラグアでは、それぞれの大統領と会談する。帰国は18日夜の予定。外交部の林永楽・部長、経済部の鄧振中・部長、華僑委員会の陳士魁・委員長らの他、立法委員や財界代表が随行する。
往路では初めて、米国東部のボストンでトランジット。母校のハーバード大学を訪問して講演することになっている。帰路にはロサンゼルスでトランジットする予定。
馬・総統は出発前、空港で談話を発表し、過去7年の「活路外交」政策の成果を強調した。馬・総統は特に、中国大陸との関係を、「92年コンセンサス、一つ中国、各自解釈」の原則で処理し、両岸関係と国際関係をプラスの循環に転換したこと、そして、正当で合法的、効果的な対外援助を行ってきたことで、外交面で画期的な成果をあげられたと喜んだ。そして、来年に迫った退任をにらみ、誰が国家元首になろうとも、「活路外交」は継続していくべきだと強調した。