毛治国・行政院長が台風9号への万全な備えを指示した。中央気象局は9日早朝、台風9号の海上台風警報を発令した。
行政部の孫立群・スポークスマンは、毛治国・行政院長が閣議の中で行った指示として、「中央気象局の予測によれば、台風9号は強力で、今後さらにその勢力が強まる可能性がある。明日10日、風雨は最も強くなると予想されており、特に北部、北東部、台北市、新北市、桃園市などで影響が大きくなるという。仮に台風の経路が南にずれた場合には、中南部も影響を受ける。各関連部署は厳戒態勢で臨んでほしい」と述べると共に、毛・行政院長が、中央災害対応センターと内政部の陳威仁・部長に対し、各部署を指揮して十分な対応をするよう求めたことを明らかにした。
陳・内政部長は、台風9号は引き続き勢力を拡大しており、その経路と強さは1997年に台湾北部及び中部の山間部に豪雨をもたらし、新北市の汐止では土砂崩れで多数の死傷者を出した台風13号に迫ると指摘、関連の部署、各地方自治体に慎重な対応と、市民への徹底した宣伝活動を指示した。
なお、台風9号は、9日午後5時の時点で、台北市の東南東およそ680キロの位置にあり、1時間に20キロから24キロの早さで、西北に向かって進んでいる。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速40メートル。