History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

台大、甲状腺疾患治療の副作用遺伝子発見

  • 09 July, 2015
  • Editor
台大、甲状腺疾患治療の副作用遺伝子発見
白血球減少副作用の遺伝子発見

国立台湾大学が、甲状腺機能亢進症の薬物治療において、白血球が減少する副作用を起こす遺伝子を突き止めた。

甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症は患者数の多い病気。患者は動悸や、手の震え、眼球突出、暑さがこたえるなどの症状が出るほか、高齢者では心房細動の恐れがある。

国立台湾大学医学部内科部の張天鈞教授によると、これまで数十年に渡って薬物治療が行われてきたが、患者1000人のうちおよそ3人は、白血球が著しく減少する副作用で抵抗力が低下し、細菌感染によって亡くなるケースもあるという。

台湾大学の研究チームでは、15年をかけて、副作用を引き起こす2種類の遺伝子を突き止めた。張・教授は、「とても危険で生命を脅かす副作用であり、予測可能になれば大きい効果がある。我々はついにその遺伝子を突き止めた。この遺伝子を検査すれば、どのような人に副作用があるかを知ることができる」と説明した。

研究によると、患者が2種類の特殊な遺伝子をもっていた場合、深刻な副作用を起こす可能性はそうでない患者の6倍から48倍に達する。このため治療前に患者をスクリーニングすることで、治療方法を調整し、副作用を減らすことができるという。なお、エスニック・グループにより遺伝子は異なるため、この検査はアジアの人々にしか使えないという。

研究チームは既に特許を申請しており、検査薬を開発できた場合、検査費用はおよそ台湾元1千元(日本円約3900円)になるという。

関連のメッセージ

本分類最新more