総統府が、第四原子力発電所問題の国民投票にタイムテーブルはないとしている。一部メディアは、台湾北部・新北市で建設中の第四原子力発電所の建設続行の是非をめぐる国民投票、および商業運転は、2016年以前に実現不可能と報じた。
これについて、総統府の李佳霏・スポークスマン(報道官)は22日、政府の立場は明確で、それは安全性が確保されなければ第四原発はなく、国民投票もないというものだと説明、タイムテーブルもないと強調した。
李・スポークスマンは、「メディアが報じている時間的なものは一方的な憶測だ。我々の立場は、安全性が確保されなければ次の行動はないというもので、そういう意味で政府に、タイムテーブルはない」と述べている。
また、野党・民進党でかつて主席を務めた、林義雄氏が、第四原発の建設中止を求めて22日から絶食に入っていることについて、李・スポークスマンは行政院の江宜樺・院長は、馬英九・総統の代理として見舞ったと説明した。
このほか、馬英九・総統と民進党の蘇貞昌・主席の対面の可能性について、李・スポークスマンは、馬・総統は野党のリーダーと国政について話し合うことを常に歓迎しているとして、前提を設けず、率直に意見を交わして解決への道が探れるよう希望していると述べた。しかしこの対面に向けての具体的な接触はまだないという。