台風10号に対する陸上台風警報は解除されたものの、豪雨には依然として警戒が必要。台風10号が台湾南部に接近したことで、中央気象局は7日未明、陸上台風警報を発令した。台風は午前中に、台湾南部・恒春半島の西南240キロメートルの海上に迫ったものの、中央気象局によるとその後は西に進み、台湾本島の陸地を掠めることがなくなった。また、離島の澎湖へも影響せず、その南方の海を西へ通過していくということで、陸上台風警報は午後2時半に解除された。
中央気象局では、海上台風警報は解除していない他、台湾南東部の台東、南部の屏東地区には依然として豪雨注意報を出している。豪雨注意報の対象は従来からの台湾南東部・南西部以外に、中部の南投、彰化にも広げられた。また、南西と南東の海域では依然として高波が出ており、注意が必要だとのこと。
一方、台風9号が台湾本島の北の海域にやってくる可能性が高まっている。台風9号は台湾本島から1800キロメートルあまりの地点にあり、太平洋高気圧によって徐々に台湾本島の北の海域に移動するものと見られる。この台風が台湾に影響する時間帯は10日から11日と見られ、中央気象局は、9日午前には海上もしくは陸上を対象にした台風警報を発令する可能性があるとしている。