馬英九・総統が、南シナ海に浮かぶ太平島の主権を断固守ると述べた。馬英九・総統は7日、「抗日戦争勝利70周年国際学術シンポジウム」の開幕式、及び抗日戦争史叢書の発表会であいさつした。
馬・総統は、抗日戦争に勝利した翌年、中華民国政府はカイロ宣言、ポツダム宣言、日本の降伏文書の三つの文書に基づき、南シナ海の島々を取り戻すと共に、海軍と内政部の人員を南シナ海の島々に派遣、測量や領土標識の設置を行ったと説明した。馬・総統によると、太平島、中業島の名称は、当時作業した軍艦2隻の名前だという。
馬・総統は、太平島は南沙諸島のうち最大の天然の島で、唯一淡水のある島であり、国連海洋法条約第122条の島嶼としての定義を完全に満たすと指摘した。馬・総統はそして、「太平島が島である事実をどの国が否定しようとしても、島としての地位と国連海洋法条約が太平島にもたらす海の権利は損なえない。中華民国は国際法を基礎に、我々が持つ権利の全てを守る」と述べている。
馬・総統は、数十年にわたる努力により、太平島には太陽光発電による通信システム、病院、郵便局、滑走路、農場などのインフラ、さらには観音堂などが設けられていると説明、今後も平和を原則に、太平島での建設を進め、この島を国際的な救助や環境保護、科学研究の拠点として発展させていく考えを示した。