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猛暑の電力需要増加で、「台風に期待」

  • 03 July, 2015
  • Editor

電力需要の増加で、電力供給の余裕がなくなりつつある。台湾ではこのところ猛暑が続いており、電力需要は増える一方。昨日2日には予備率1.9%に。今日3日は2.61%。ピーク時での電力需要は3540万キロワットで、瞬間的な電力需要のピークは2日と近いレベルだった。

台湾電力公司で電力分配処の籃宏偉・処長は、3日は気温が2日に比べて1度から2度低かったものの電力需要は減っておらず、市民が依然として温度を下げるための設備を使用していることが示されたと説明。そして、台風が通り過ぎることでもたらされる雨がダムの貯水量を増やしたならば、水力発電所の発電量を増やせると期待した。籃・処長は、「最も期待しているのは台風だ。台湾が通り過ぎれば、まず気温が下がる。これが最も効果がある。さらにダムの貯水量も増やせたならば、水力発電に有利となる。需要が減り、供給が増えるわけで予備能力が高まる」と話している。

台湾は昨年から今年にかけて水不足となり、ダムの貯水量は最近ようやく回復したばかり。経済部水利署は、最近は水力発電でダムの水を多く使用したと心配しており、現在、水力発電は電力需要のピーク時にしか稼動させられなくなっている。

日中のピーク時の電力供給が逼迫する恐れがある他、夜間で電力需要の減る時間帯においても、台湾プラスチックの麦寮工場などでは、雲林県により、石炭の燃焼量を減らすよう求められており、台湾電力の電力の配分をさらに難しくしている。また、熱帯夜続きで人々が就寝時にもクーラーをつけておくことが多く、台湾電力にとってはこれらがすべて大きな問題になっているという。

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