今年の梅雨の季節は記録破りの暑さだった。中央気象局は30日、今年の梅雨は太平洋の熱帯高気圧が西に偏り、梅雨前線を北方に押し上げたため、5月下旬に大量な雨を降らしただけと説明した。6月に入ってからは明らかに気温が上昇する一方で、雨の量は過去5年で最も少なくなったという。
中央気象局によると、今年6月の平均気温は台湾各地の気象観測ステーションのほぼすべてで過去最高を記録。中南部・嘉義県の気象観測ステーションで記録された37度は同ステーションで過去最高だった他、北部の基隆市、台北市、そして嘉手県では、6月に35度を超えた日の日数も過去最多となった。
一方で、今年夏の台風について中央気象局は、海水の温度が高くエルニーニョ現象がすでに発生していると指摘、その影響で台風が発生しやすいが、発生の位置が東に偏ると見られるため、下半期に台湾を襲う台風は二つから四つにすぎないと予想した。また、時期的には秋より夏の可能性が高いとしている。