馬英九・総統が、「慰安婦記念館」設置について、真相を忘れてはならないと述べた。馬英九・総統は30日、米国議会の下院議員の訪問団と会見した。馬・総統は席上、今年は中華民国の抗日戦争勝利70周年で、政府は一連の活動でこれを祝うと説明した。
馬・総統は、第二次世界大戦の間、日本軍によって一部の女性が慰安婦とされたことに関心を持っているとして、今年政府が慰安婦記念館を設置することは戦争の真相を忘れてはならないと思うからだと説明した。
馬・総統は、「自分は20年前ぐらいから、台湾の元慰安婦たちが公平で正義ある扱いを勝ち取ろうとしているのを支援している。残念なことに彼女たちの日本における訴訟はいずれも失敗した。今年8月、我々は初の『慰安婦記念館』を設置し、12月に正式な運営を始める予定だ。戦争の恨みつらみは許せるかもしれないが、その真相を忘れてはならないと考えている」と話した。
馬・総統は、国連による2013年のジェンダー不平等指数で、台湾は男女平等で世界で5番目、アジアでは最も平等だと評価されたこと、また、国連の女子差別撤廃条約を国内法として実施していることなどをあげて、台湾が女性の権益とその他の人権を保障する措置は世界の歩調と一致していると強調した。