与党・国民党の次期総統候補にほぼ決まった、洪秀柱・立法院副院長が訪米するかどうかについて、選挙対策本部が「慎重に検討する」としている。洪秀柱・立法院副院長は先々週行われた世論調査で、ハードルとして課されていた支持率30%を大きく上回る46%の支持率を得た。このため国民党は17日に中央常務委員会で、洪・女史を公認候補に指名する案を承認、7月19日の全国党代表大会で正式に指名する見通しとなった。
総統候補は、選挙前に訪米し、米国側に理念並びに中国大陸政策などを説明するのが恒例となっており、最大野党・民進党の公認候補の蔡英文・主席は先月末から訪米して米国側の高官とも対面した。
このため、洪・女史のアメリカ訪問が注目されるが、選挙対策本部の游梓翔・スポークスマンは22日、これについて、訪米するかどうかの判断で考慮すべき要素は多く、慎重に検討しているところだと明らかにした。游・スポークスマンは、来年1月の投票日まで時間が短く、洪・女史は選挙活動で各地を訪れねばならないと、スケジュール面での問題も指摘。しかし、国のためになり、また、選挙戦に有利に働くなら、さまざまな可能性を探ることになると含みを持たせた。