アメリカ大リーグ、ボルチモア・オリオールズで活躍する台湾出身のチェン・ウェイン(陳偉殷)投手が今シーズン2勝目を挙げた。
チェン・ウェイン投手は、アメリカ現地時間の10日、本拠地ボルチモアで行われた対ボストン・レッドソックス戦に先発、幾度もピンチをつくったが、味方の好守備にも助けられ、5回を投げて2失点と試合をつくった。オリオールズは5対2でレッドソックスに勝利し、チェン投手は今シーズン2勝目を挙げた。
チェン投手は今シーズン、これまで11試合に先発、そのうち8試合で6イニングを投げ、防御率は3.18と安定したピッチングをみせながら、わずか1勝と運に見放されていた。
この日のチェン投手は5回まで1失点。6回表ノーアウト1、3塁、3対1の2点リードの場面で降板したが、後続投手が踏ん張り1失点のみでしのぐと、味方打線が直後の6回裏に2点追加して突き放し、チェン投手に1ヶ月ぶりの勝ち星をプレゼントした。
なお、日本プロ野球、千葉ロッテマリーンズでプレーする、チェン・グァンユウ(陳冠宇)投手も10日、中日ドラゴンズ戦に先発、7回途中まで1失点と好投し、日本プロ野球5年めで嬉しい一軍初勝利を挙げた。
24歳のチェン投手は2011年に横浜(現DeNA)ベイスターズに入団。肘のケガ、手術、リハビリを経て、昨年一軍初登板を果たすも結果は出せず、オフにベイスターズを戦力外になった。その後、12球団合同トライアウトで好投、マリーンズのテストに合格し入団。今シーズンは3度の先発機会を与えられながら、ここまで2敗と期待に応えられていなかったが、4度めの先発となった10日は見事なピッチングをみせ、悲願の日本プロ野球初勝利をつかんだ。