第1原子力発電所の運転が再開されない場合、7月には電力供給が厳しくなる見通し。本格的な夏に入り、台北では今週、日中最高気温が35度まで上がるものと見られている。今月はじめには電力消費が今年最高となった。台湾電力公司は9日、7月と8月の暑さに備え、6月にはメンテナンスを終えた発電設備が続々と給電を再開するため、今月中の電力供給に問題はないと説明した。
しかし、第1原子力発電所の1号機が今年はじめ、燃料の取っ手が緩んだことで運転を停止。1号機は、立法院教育文化委員会への報告を経なければ再稼動できない。しかし、立法院の今会期はまもなく閉会するめ、この報告が終わらない場合、7月の電力供給が厳しくなる可能性があるとのこと。
台湾電力は、昨年7月15日の瞬間的な電力需要は3509万キロワットだったが、今年は3570万キロワットまで増える恐れがあるとして、第1原子力発電所の1号機が再稼動できない場合、予備容量は6%を下回ることになると懸念。一日も早い再稼動の実現に期待する立場を示した。