アジア陸上競技選手権大会の走り高跳びで、中華民国台湾が初のメダルを獲得した。中国大陸の武漢で行われているアジア陸上競技選手権大会は7日、大雨の中での競技となったが、男子走り高跳びに出場した中華民国台湾の向俊賢・選手は自分のリズムをつかんで、2メートル24センチをクリア、中華民国にとってアジア陸上競技大会走り高跳び競技での初めてのメダルを獲得した。
武漢は6日は晴天で気温も30度に達したが、7日には大雨が降ったほか、気温も20度まで急降下、選手たちは控え室で上着やレインコート、タオルをかぶって暖を取りながら出番を待った。
向俊賢・選手は、2メートル15センチを一度でクリア、2メートル20センチはゆっくりとリズムをつかみ、三度目でようやく成功した。そして、2メートル24センチは一回で見事クリア。最後には2メートル28センチに挑んだものの3度失敗して、記録は2メートル24センチとなった。日本の衛藤昴選手も向・選手と同じ2メートル24センチをクリア。二人は同じ記録で協議を終えたが、衛藤選手の方が2メートル20センチでの失敗回数が少なかったため優勝、向・選手は銀メダルにとどまった。
向・選手は今年5月の台湾国際陸上招待大会で2メートル25センチを出して全国記録を更新して優勝している。向・選手が競技後に明らかにしたところによると、台湾での大会後、スランプに陥っていたが、平常心を保つようにというコーチのアドバイスと、代表チームが毎日のようにメダルを獲得していることで元気付けられたということ。