中国大陸の武漢で開かれているアジア陸上競技選手権大会のやり投げ競技で6日、中華民国台湾の黄士峰・選手が、79メートル74センチの記録で優勝。同大会のやり投げ競技で台湾が金メダルを獲得するのは初めて。また、同大会を通じての金メダルは2011年に日本の神戸で行われた大会で、張銘煌・選手が砲丸投げで優勝して以来。今大会における台湾の成績は、金1、銀3、銅1となっている。
黄士峰・選手によると、足元が滑りやすく、助走ではスピードを抑え気味にしていたが、二回目に出してトップに立った78メートル42センチが日本の村上幸史選手に抜かれ、黄・選手は「目が覚めた」。五回目の投擲では79メートル74センチを記録して再逆転。黄・選手は、村上選手に潜在力を引き出されたと話した。
優勝は予想していなかったと言う黄・選手は、優勝を喜びながらも、本来の目標である五輪参加資格の83メートルに届かなかったことを悔しがった。黄・選手は現在、82メートル11センチの中華民国記録を保持している。