台湾と日本の人的往来がのべ500万人の大台を突破する見通し。台湾、日本観光サミットが29日、日本の山形県で開かれ、中華民国台湾、日本の政府関係者、観光業界の人々が一堂に会し、両国の観光交流について話し合いを行った。台湾、日本観光サミットは2008年から毎年、台湾と日本で交互に行われているが、日本の東北地方で開催されたのは今回が初めて。
日本観光振興協会の山口範雄会長は、昨年、台湾からの旅行者の数がのべ297万人と日本を訪れた海外旅行者のトップであったことについて感謝、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表、交通部観光局の謝謂君・局長、そして財団法人台湾観光協会の頼瑟珍・会長に対して特別表彰を行った。
台湾観光協会の頼・会長は、「おしんの故郷、さくらんぼが有名な山形県に来られて嬉しい。双方の人的往来は、両国の努力によって、計画よりも早くのべ400万人を突破した。今後は、のべ500万人という新たな時代に邁進していくことになる」と述べた。
交通部観光局の謝・局長は「両国の人的往来は昨年のべ460万6636人だった。このうち、台湾から日本を訪れた人はのべ297万1846人、つまり台湾の人たち8人に1人が日本を訪れたことになる。一方で日本からは昨年、海外旅行者の総数が減ったにも関わらず、一昨年に比べ15%増の、のべ163万4790人が台湾を訪れた」と説明した。
謝・局長はまた、昨年行われた台湾・日本32駅同名駅イベント、台北101と東京スカイツリーの友好関係設立、そして今年10月にも東武ワールドスクウェアに台北101のミニチュアが登場することが決まったことなどを挙げ、「両国は文化、歴史、スポーツなどのテーマにおける交流、そして地方観光を推し進めていこう」と呼びかけた。
謝・局長はさらに、参加者の知恵と経験を分かち合い、都市観光に集中しがちな状況をいかにして緩和し、地方観光を推し進めていくか、そして若い世代の交流を強化するかのプランについて話し合いたいと希望。そして、観光局は双方の政府、観光業界と密に協力し、人的往来のべ500万人という新たな目標を達成させたいと意気込みを語った。