馬英九・総統が27日、「2015年世界国際法学会・米国国際法学会アジア太平洋研究フォーラム」に出席した貴賓らの表敬訪問を受けた。馬・総統は、最近、南シナ海の主権をめぐり、緊張が高まっており、関連各国はいずれも防衛を強化しているため、問題を解消、解決できる方法を提出する必要があると前置きし、メディアの報道からアメリカは台湾が提唱した「南シナ海平和イニシアチブ(南海倡議)」を評価していると述べた。
馬・総統は、「東シナ海平和イニシアチブ」を実践した経験を踏まえた上で、「南シナ海平和イニシアチブ」を提唱したため、それはスローガンだけではないと強調した。
馬・総統は、「われわれが提唱した『南シナ海平和イニシアチブ』は書面の意見、または一つのスローガンだけではない。『東シナ海平和イニシアチブ』の実践で経験を得、問題解決の可能性が分ったため、それを提唱したのだ。」と説明した。
馬・総統は、さらに「南シナ海平和イニシアチブ」の提唱は、中国大陸とは無関係だと強調した。馬・総統は、「われわれの主張は、中共に呼応するためだと指摘した野党があった。それは非常識な見方だ。1947年にこの主張を出した際、中共はまだ政権を握っていなかった。中共が政権を握ったのは1949年のことだった。そのため、われわれの主張を真似したのは中国大陸で、われわれがその主張を真似するのではない」と説明した。
馬・総統は、一部の野党関係者は、中華民国は南シナ海と太平島の主権を放棄すべきだと主張している。このような、主権を放棄する主張が理解できないと批判した。