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米下院 リムパックに台湾を招く条文可決

  • 17 May, 2015
  • Editor

アメリカ議会下院の本会議は15日、賛成269票、反対151票で、2016会計年度の国防予算の大枠を決める国防権限法案を可決した。この中には、環太平洋合同軍事演習(リムパック)に台湾を招くべきとする修正案が含まれている。

修正案は、共和党のマーク・ウォーカー下院議員が提出したもので、アメリカが中国大陸をリムパックに招く場合、国防長官は台湾を併せて招くべきという条文が盛り込まれている。

オバマ政権はアメリカと中国大陸の軍事関係強化のため、2013年末、中共解放軍海軍をリムパックに招くことを宣言した。このとき、国会議員らから、台湾も招くべきという声が上がっていたが、政治的な難易度が高いため見送られていた。2014年、中共解放軍海軍は初めてリムパックに参加したが、中華民国海軍は招かれず、このことに、各界から関心が寄せられていた。アメリカのシンクタンク、ヘリテージ財団の学者陣も、ペンタゴンは台湾に戦闘機を供与するだけでなく、台湾をリムパックに招くべきと提言している。提言では、台湾がリムパックに欠席すれば、アメリカを含む諸外国の海軍と連携がとれず、防衛に必要な合同作業に悪影響が出ると考えられる、また、連携上の欠点を改善するチャンスがなければ、戦力も発揮できなくなるなどの理由を挙げ、今後も引き続き中国大陸を招くのであれば、台湾も同時に招くべきだと指摘している。

アメリカでは法案が成立するためには、上下両院での承認が必要。台湾をリムパックに招くとする修正案が盛り込まれた下院版の国防予算案が上院で可決される、または上院で類似の法案が可決された後、両院でさらに協議がもたれることになる。

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