与党・国民党では、来年の総統選に出馬する公認候補選びに向けた党内予備選挙の届出用紙受領期限が16日で締め切られた。16日時点で届出用紙を受け取ったのは、立法院の洪秀柱・副院長(女性)、楊志良・元衛生署長、黄柏寿・前桃園市大園区役所主任秘書の3人。
洪・女史は17日、国民党中央本部で、党員6万3千人の署名と、台湾元700万元の選挙費用を提出、正式な立候補手続きを済ませた。今後、世論調査が行われ、支持率30%を獲得して初めて、公認候補の資格を得る。
洪・女史は、謙虚な気持ちで支持者への約束を果たしたいと語るとともに、今後待ち構える世論調査でも、支持者が30%の垣根を突破させてくれることに期待を示した。洪・女史はまた、もし国民党を代表して総統選に出馬することになった場合でも、党内のすべての資源は、立法委員選挙の立候補者のために使い、自分の選挙費用は募金でまかなうとする意向を示している。これは、立法院での議席過半数を獲得して初めて理想が実現できるからで、何よりも立法委員選挙を最優先にする、という考えによるものだという。
洪・女史が党内予備選挙に名乗りを挙げたのは、従来のような党内の折衝文化を打破し、これまで制度だけありながらも使われてこなかった党内予備選挙を実現させるためと伝えられている。洪・女史は、自分が率先して、国民党を正しい方向に導くことで、党内が団結すれば、2016年の総統選挙に勝利することができると強調、公認候補の資格獲得に意欲を見せている。