台湾南部の高雄市で、16日午後、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)などの性的マイノリティへの理解を呼びかけるパレード「高雄同志大遊行」が行われた。
6回目となる今回のパレードでは、各地から集まった数千名のLGBTたち、彼らを応援する人たちが参加、高雄市内を練り歩いた。
今年のパレードは「身体の自主性」がテーマで、プラカードを掲げる人や、奇抜なスタイルやパフォーマンスで眼を引く人たちの姿も多く見られた。60を超す民間団体が参加したほか、ブースを設けた団体も30に上った。
高雄市政府は、パレードの前日に、5月20日から、戸籍申請の窓口で、結婚を希望する同性カップルの届出に対し、個人の戸籍資料の中に、同性のパートナーがいることを注記する方式で対応すると発表している。パレードの主催団体は、高雄市政府の努力に感謝しつつも、「注記」という方式そのものは制度とは呼べないと指摘、実質的なプラス面はまだ語れないとの見方を示すとともに、政府に対し、LGBTのための専属窓口を設けたり、教育課程で多元的な価値観を伝えるなどの具体的な方向を期待した。