「台湾の眼」と異名をとる東北角海岸の三貂角灯台は、今年点灯80周年を迎える。交通部航港局は16日、80周年記念イベントを開催して、音楽で行楽客をもてなした。
三貂角は、東北角海岸沿いに位置する、台湾最東部の岬。1626年、付近を通りがかったスペイン人によって、「San Diego」と命名され、それが、中国語の地名「三貂(San diao)」になったと伝えられている。
航港局によれば、1929年と1931年に立て続けに船の遭難事故が発生、これを受けて、当時の台湾総督が1935年に三貂角灯台を建設したという。灯台は第二次世界大戦のときに爆撃を受けて破損、1946年に修復されて今の姿になった。
航港局は灯台点灯80周年を記念するイベントを開催、楽団を招いて灯台の中で演奏会を開き、行楽客や管理人たちと一緒に灯台の歴史を振り返った。また、記念品の帽子と絵葉書なども準備され、参観者に配られたほか、臨時郵便局も設けられ、絵葉書の投函業務を受け付けた。
今年は交通局航港局が成立して3周年に当たり、政府の定めた「海運安全年」でもあることから、台湾の守護者、灯台の美しい姿をテーマにした写真展も開催されている。航港局では、35基の灯台を撮った写真作品の展示を通じ、各地の灯台のすばらしさを伝えるとともに、より多くの観光客に訪れて欲しいと期待している。