外交部が、台湾の漁業関係者に他国の領海、漁業法を尊重するよう呼びかけた。
中華民国台湾船籍の漁船、「昇豊12号」は今月7日、フィリピンの海域を航行中に、フィリピンの海上保安当局による乗船検査を受けて拿捕され、勾留された。
外交部の林永楽・部長は14日、「フィリピン側はこの件について善意をもって対処してくれており、双方の海上の法執行に関するコンセンサスを尊重している。こうした協力メカニズムにより、両国の漁船を巡る争いは最低限に抑えられる」と評価した。
林・外交部長は一方で、台湾の漁業者がフィリピンの領海及び法律を尊重するよう呼びかけた。そして、「行政院農業委員会漁業署から多くの漁業関係者に伝え、理解してもらいたい。我々はフィリピンの関連法規を尊重せねばならないということだ。もちろん、我々もフィリピン側に我々の関連法規を尊重してもらえるよう希望する」と強調した。林・部長によると、フィリピンの漁業法の罰則は非常に重いという。
林・部長は、「トラブルを望まないなら、あらかじめ相手側に説明するか、国旗を掲げるなどして、単純な通過であることを相手に伝えるべきだ。こうした原則を共に尊重すべきだ」と述べた。
「昇豊12号」の現状は、フィリピン側が釈放命令を出しており、フィリピン移民局による出国手続きが終われば人も船も釈放されるという。