外交部が、中国大陸とベラルーシとの共同コミュニケに遺憾の意を表明した。中国大陸の指導者、習近平氏は今月10日、ベラルーシを訪問し、ベラルーシのルカシェンコ大統領と、全面的な戦略的パートナーシップを発展させ、関係を深めていくことで合意した共同コミュニケを発表した。この共同コミュニケでは、双方がいかなる形式での台湾独立にも反対し、ベラルーシは台湾との外交関係樹立や公式な往来はしないことを約束している。さらには、主権国家しか参加できない国際組織や地域の組織に台湾が加わることに反対すると共に、台湾には武器を提供しないことも確認された。
これに対し、中華民国外交部は11日夜、2007年の温家宝氏のベラルーシ訪問と、2013年のベラルーシの大統領の中国大陸訪問の際に発表されたものと変わりばえなく、ベラルーシが長期にわたって中国大陸の「ご機嫌取り」に努めていることがわかると批判、自国の利益だけを主張し、台湾の権益を損なう不当な声明を出し続けることはきわめて遺憾だと述べた。
外交部は、中華民国は自由民主の主権国家で、国民の意思に基づきその権益にかかわる国際組織に加わる権利を持つと強調し、この決意と取り組みは他国の主張によって影響を受けないと述べた。