中華民国の国民的な女性歌手、テレサ・テンさんが亡くなって8日で20年。9日には台北市内の台北アリーナで没後20年の追悼コンサートが開かれた。呉敦義・副総統、毛治国・行政院長、柯文哲・台北市長、宋楚瑜・親民党主席、洪孟啓・文化部長らも駆けつけて鑑賞。
2013年、人気男性シンガーソングライター、ジェイ・チョウのコンサートで、ハリウッドの特殊効果チームの手によるホログラムでのテレサ・テンさんが登場したが、9日のコンサートにはさらに精度の高い技術でのテレサ・テンさんが現れた。再現されたテレサ・テンさんがステージから、「みなさん、久しぶりですね」とあいさつすると満場の拍手が上がった。
このコンサートでは6種類の衣装のテレサ・テンさんが登場し、ヒット曲を披露、さらに台湾のベテラン男性歌手、費玉清さんとのデュエットで観客を魅了した。テレサ・テンさんの三番目の兄で、テレサ・テン文教基金会の董事長を務める鄧長富さんによると、「3Dテレサ・テン」による没後20年のコンサートは今後、中国大陸の上海と香港でも開かれる。鄧さんは、中国大陸でのコンサートはテレサ・テンさんの夢で、上海ではそれが実現すると話した。