馬英九・総統は10日午前、台湾の仏教団体、国際仏光会の招きを受け、同会が台北市の総統府前のケタガラン大道で開催した釈迦の誕生祝う「灌仏会」と母の日を祝うイベントに出席した。
馬・総統は挨拶の中で、「昨年5月2日、母親を亡くしてから、母親のいない母の日は今年で二度目となるが、『樹静かならんと欲すれども風止まず、子養わんと欲すれども親待たざるなり(孝行をしようと思っても、その時には親は生きていない)』という言葉をかみしめている」と感慨深く語った。
馬・総統は、偉大な母たちに感謝しようと呼びかけ、誕生日に歌われる歌「ハッピーバースデートゥーユー」の歌詞を、母親が自分を産んでくれたこと、育ててくれたこと、教育してくれたこと、愛してくれたことに対する感謝の気持ちを伝える歌詞に変えて歌った。去年、馬・総統の母親が亡くなる前、馬・総統や姉たちはこの歌を歌い、感謝を示したという。
馬・総統はまた、幼いころ母親から「良いことをたくさんしていれば、外で災難にあうことはない」としばしば言われたというエピソードを明かし、仏光会が提唱する「善き心をもち、善き話をし、善き行いをすること」は、人々の心を安定させる力量となるとして高く評価した。
このイベントには馬・総統のほか、呉敦義・副総統、洪秀柱・立法院副院長、柯文哲・台北市長、朱立倫・新北市長、最大野党、民進党の蔡英文・主席、野党・新党の郁慕明・主席のほか、国際仏光会中華総会名誉会長をつとめる与党・国民党の呉伯雄・名誉主席らが出席した。