アメリカの著名な映画監督、マーティン・スコセッシ監督が日本の遠藤周作さんの小説『沈黙』を映画化する、『サイレンス』の台湾における撮影が終了した。撮影は今年1月から台湾で行われ、大きな話題となった。この作品のロケ地選びは世界各地で行われたが、最後は台湾出身のアカデミー賞監督、アン・リー監督の薦めもあり、台湾に決定、台北の陽明山、新北市の九份、東部の花蓮、中部の台中などで撮影が行われた。撮影には、リーアム・ニーソンさん、日本の浅野忠信さん、窪塚洋介さんらが参加、また、レオナルド・ディカプリオさんもゲストとして台湾で撮影に参加したという。
撮影終了にあたり、スコセッシ監督、出演しているアンドリュー・ガーフィールドさん、プロデューサーのエマ・ティリンガー・コスコフさんが4日、撮影に協力した台北市政府文化局、台北市電影(映画)委員会と共に記者会見を開いた。台湾でのロケについて、スコセッシ監督はじめ関係者は口々に絶賛、エマ・コスコフさんは、すばらしい経験だったとして、世界で台湾を宣伝したいと強調した。
また、スコセッシ監督は、台湾の撮影クルーが一流のサポートをしてくれたと感謝した上で、「食べ物について言うことはない。毎回おいしい食事で満腹だった。それに一つの島でこれほどの地勢があるのを見たことがない、とても特別なところだ」と話し、台湾のグルメや環境面での特徴を称えた。
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで知られる、アンドリュー・ガーフィールドさんは、滞在期間中、台湾南部の墾丁でサーフィンを楽しんだ他、記者会見で着ていた服もナイトマーケットで買ったものだと明かし、数ヶ月の滞在で自分は台湾に根を下ろしたかのようで、台湾の人たちの温かさを満喫したと話した。
ガーフィールドさんは、「もうここで育ってきたような気がする。旧正月には墾丁でサーフィンをした。それに花蓮の砂浜もものすごくきれいだった」と話した。
記者会見には台北市の柯文哲・市長も出席し、台北に対する観光面での効果に期待、映画公開時にはスコセッシ監督と出演者が再び宣伝に訪れてくれるよう希望した。