4月30日から台湾を訪れている日本の野田佳彦・前首相が2日、訪問団を率いて、北東部・宜蘭県を訪問した。
野田・前首相は2日午前、訪問団を率い、宜蘭県史館、宜蘭県政府を訪れた。一行に同行した林聡賢・宜蘭県長は、「野田・前首相は首相時代、貿易や観光面について台湾に友好的な多くの政策を打ち出すなど、双方の友好関係を重視していた」と歓迎した。
林・県長は「日本の与那国島と宜蘭県の間は100キロしか離れておらず、日本と台湾で最も近い距離だ。かつて中華民国台湾と日本の海域が重なっている海域で、度々トラブルがあったが、台日漁業協定締結以降、宜蘭の漁業関係者の収穫量は増えた。漁業関係者を代表して日本に感謝したい。そして、今後も継続して発展していくことを希望する」と述べた。
林・県長はまた「宜蘭国際童玩芸術フェスティバル(Yilan International Children's Folklore & Folkgame Festival)」には毎年、異なる日本の団体が参加している。今回来訪された議員の皆様方には、さらに多くの優れた団体の参加を応援していただきたい」と要望した。
宜蘭県を訪れるのは初めてだという野田・前首相は「昨晩は礁渓温泉につかったほか、宜蘭の名産であるアヒル肉に舌鼓を打った。今日は国立伝統芸術センターを参観する。帰国後、日本の人たちに、美しい山と水があふれる宜蘭を紹介したい」と満足そうに語った。
野田・前首相はまた、「2011年に東日本大震災が発生した際、私は財務大臣を務めており、各方面からの義援金の対応を行った。台湾からは日本に対して非常に大きな支援が送られた。今回、改めて台湾の皆さんに感謝したい」と謝意を示した。