与党・国民党の主席の中国大陸訪問に関連して、政府関係者の随行が論議を呼んでいる。国民党の朱立倫・主席は2日から中国大陸の上海を訪問し、国民党と中国大陸の共産党が開く会議、「国共フォーラム(論壇)」に参加する。また、その後は北京に移動して、中国大陸の指導者、習近平氏と会談することになっている。
朱・主席が率いる訪問団に、中華民国政府の文化部、ならびに経済財政部門の事務官が参加していることについて、一部立法委員から、公務員が政党活動に参加してはならないという規定に違反しているのではと疑問視する声が上がった。
これについて、行政院大陸委員会の夏立言・主任委員は1日、過去の国共フォーラムでも一部政府関係者が、個人の名義で参加しており、「行政不中立」には当たらないと反論した。
夏・主任委員は、「これまでの国共フォーラム、あるいは経済文化フォーラムでも政府関係者が随行した。我々大陸委員会からも時には参加した。会議の内容を理解するためで、これら政府関係者はみな休暇を申請し、個人として参加しており、行政中立の原則と矛盾しない。さらに考試院もこれについて詳しく説明している」と話した。
なお、立法院における台湾海峡両岸協定監督条例草案の審査が、与野党が審査の主導権をいずれも譲らないためまったく進まないことについて、夏・主任委員は、遺憾であり、一日も早い審査と成立を希望すると述べた。