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馬・総統、蔡英文氏の「現状維持」問う

  • 29 April, 2015
  • Editor

馬英九・総統が、民進党の蔡英文・主席に、「現状維持」についての明確な説明を求めた。馬英九・総統は29日、行政院大陸委員会を視察した。席上、馬・総統は、最大野党・民進党の蔡英文・主席が先ごろ、対中国大陸政策は「現状維持」としたこと、また、台北市の柯文哲・市長が両岸関係について新たな見方を示していることに言及、両岸の趨勢である和解と協力に実務的に向き合おうとし、政府の対中国大陸政策にあわせて考えを調整したものだとと評価した。

しかし、政府が、「92年コンセンサス、一つの中国、各自解釈」の中の「一つの中国」とは中華民国だと明確に説明しているのに対し、蔡英文氏や柯文哲・市長の言い方はこの問題を回避していると指摘、特に次期総統選に出馬表明している蔡英文氏は、「現状維持」における「現状」について、そしていかにしてそれを維持するかについて説明する責任があると強調した。

馬・総統は、「(蔡・主席が)維持するという『両岸の現状』とは何か?現在の中華民国憲法の枠組みの下、『統一しない、独立しない、戦わない』という現状と、『92年コンセンサス、一つの中国、各自解釈』の下での両岸関係の平和的な発展を意味するのか。そして、それをどうやって維持していくのか」と問いかけた。

馬・総統は、両岸関係は台湾の2300万人の幸福に関係しているだけでなく、台湾海峡の安定と地域の安全保障にもかかわっているので、蔡英文氏はこの二つの問題に答えなければならず、台湾の人々と国際社会はその答えを知る権利があるとしている。

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