中国大陸が台湾海峡上に新たに設置した航空路、M503が発効から1ヶ月、これまでに中国大陸の航空機が中間ラインに接近した事態は起きていないもよう。中国大陸は今年はじめ、台湾海峡に新たな航空路、M503を一方的に設置、このコースが、台湾との中間ラインに近い場所だったことから台湾は強く反発して見直しを求めた。中国大陸側はこの要求に応じ、当初のコースから西に6カイリずらし、中間ラインからの距離は従来の4.2カイリ(約7.8キロメートル)から10.2カイリ(約18.9キロメートル)へと広がった。
台湾と合意した上で、この航空路は3月29日に発効された。発効から1ヶ月となることから、交通部民用航空局はこれまでの使用状況について説明した。民用航空局がレーダーで監視してきたところによると、この航空路は毎日約30フライトが利用、すべて南下するフライトで、これまでのところこのコースから東側、すなわち台湾の方向にずれて飛行することは確認されていないということ。最も多いのは香港ドラゴン航空の航空機で多くが上海から香港に向かう便だという。次いで中国東方航空で、外国の航空会社としてはフィリピン航空、マレーシア航空が使用したことがある。