台湾の平均株価が1万ポイントを一時回復し、財政部及び金融監督管理委員会が冷静な態度を呼びかけている。金融監督管理委員会と中央銀行がこのほど、債券市場で停滞する外国資本を流動化させると共に、為替市場での投機的な不当な取引も厳しく禁じたことで、先週、これら資金が台北株式市場に向かい、平均株価を9900ポイント台に押し上げた。先週23日と24日の二日間で外国人投資家は台湾元680億元あまり買い超した。
27日は取引開始直後から値上がりが続き、平均株価は取引中に15年ぶりに1万ポイントを上回った。取引中の最高値は1万2.58ポイント、大引けでは先週末と比べて59.84ポイント高い、9973.12ポイントだった。取引額は台湾元1301億5900万元と、4日連続で1000億元を上回った。
財政部の張盛和・部長は、前回1万ポイントを上回ったときに比べて国民は冷静だとしながらも、金融監督管理委員会の曽銘宗・主任委員と共に、金融商品への投資では常にリスクを意識するよう呼びかけると共に、平均株価だけにとらわれて盲目的に市場に参加するのではなく、個別の株式の動きや企業の収益状況に注意するよう求めた。
台湾の平均株価が前回1万ポイントを上回ったのは2000年2月、その前は1997年8月、最高値は1990年の1万2682ポイント。