台湾中南部、嘉義の阿里山森林鉄道と、日本の黒部峡谷鉄道は2013年4月に姉妹鉄道の提携を締結した。提携以降、両社は互いに使用済みの往復乗車券を、相手方の往復乗車券と交換できるキャンペーンを行っており、3年めの今年も、28日からスタートすることとなった。
このキャンペーンは、4月28日から11月30日の期間、阿里山森林鉄道の「嘉義駅-奮起湖駅」間を、往復乗車券を使って利用した人々は、5月28日から11月30日までの期間、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅で、阿里山森林鉄道の使用済み往復乗車券1枚を提示すると、黒部峡谷鉄道の「宇奈月駅-欅平駅」間の、普通客車、特別客車もしくはリラックス客車の往復乗車券1枚と交換できる。なお、乗車の3ヶ月前から15日前までに、黒部峡谷鉄道へファックスによる申し込みをしなけれならない。そして、利用者は交換の際、予約が成功した返信ファックスも同時に提示しなければならないという。
行政院農業委員会林務局は、「阿里山本線の現在の営業区間は、嘉義駅から奮起湖駅間となっている。海抜30メートルの嘉義駅から、標高1430メートルの奮起湖駅まで、標高ごとの様々な木々の変化を楽しめる」と紹介した。林務局はさらに、「嘉義駅-奮起湖駅間の往復乗車券は台湾元408元(日本円約1580円)で、厚紙のきっぷ自体が記念品として価値があるほか、黒部峡谷鉄道では日本円4480円相当のリラックス客車の往復乗車券1枚と交換でき、非常にお得だ」とPRした。
なお、黒部峡谷鉄道でも、同様のキャンペーンが行われるという。