北部の台北市、新北市、基隆市では、来月1日からタクシー運賃の値上げ実施を予定していたが、三市によって話合いを行った結果、交通部が推し進めている新式タクシーメーターの導入が完了したあとに行うべきだとして、値上げの実施を今年の年末に延期することとなった。
台北市、新北市、基隆市では、この7年間、運賃の見直しがされていなかった。台北市タクシー諮詢及び審議委員会は今年1月29日、台北市のドライバー組合から提案されていた運賃値上げ案を承認。値上げ案は、初乗り(1.25キロ)運賃については、現行の台湾70元(日本円約270円)を維持するものの、加算運賃については、これまで250メートル毎に10元加算されていたものが200メートル毎に短縮、時間距離併用運賃については、これまで100秒毎に10元加算されていたものが80秒毎に短縮される、というものだった。
この値上げについては、もともと来月1日から実施される予定だったが、台北市公共運輸処が新北市、基隆市と話合いを行った結果、両市から反対意見があったことから、三市では、現在交通部が推し進めている新式タクシーメーターの導入が完了したのち、運賃値上げを行うことを決めた。台北市公共運輸処の担当者によると、この件は柯文哲・台北市長に既に報告され、承認されているという。
交通部の計画によると、この新式メーターは7月もしくは8月から導入されるといい、運賃の値上げ時期については年末になると見られているが、正確な時期は、最終的に三市で話し合った上で決定するという。