国防部が、抗日戦争時の兵士たちの台湾訪問を歓迎するものの、国軍基地への参観を開放しない方針を示した。今年は、抗日戦争勝利70周年の節目の年に当たる。中華民国政府は7月4日、台湾北西部の新竹湖口で行われる「国防戦力展示」イベントを含む、一連の祝賀イベントを行う予定。台湾のメディアは、国防部は中国大陸に居住している、抗日戦争時の兵士たちによる、「国防戦力展示」イベントへの参加を歓迎すると報じている。
国防部の羅昭和・報道官は22日、「中国大陸人民の台湾における観光イベント許可法」第15条の規定、および「国軍駐屯地参観受け入れ対象身分審査作業要綱」を引用して、これらの兵士たちの国軍基地への参観訪問を開放できないことを明らかにした。
「中国大陸人民の台湾における観光イベント許可法」第15条の規定では、中国大陸住民の台湾における参観スケジュールは、国防にかかわる軍事エリアを除外すべきだということが明記されている。「国軍駐屯地参観受け入れ対象身分審査作業要綱」では、軍隊の駐屯地に入れる対象は、中華民国国民のみだということが規定されている。
羅・報道官は、「中正記念堂(蒋介石・元総統のメモリアルホール)で行われる、抗日戦争真相展、国軍歴史文物館と国史館が主催する関連の特別展、記念音楽会など、軍隊の駐屯地以外で行われる祝賀イベントへの参加を歓迎している」とし、国軍基地で行われる「国防戦力展示」イベントへの、これらの兵士の参加を受け入れない立場を表明した。