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淡水の雲門劇場が開館

  • 19 April, 2015
  • Editor

台湾北部、淡水につくられた雲門劇場が19日午後、開館した。台湾のコンテンポラリー・ダンス・カンパニー、雲門舞集(クラウド・ゲイト舞踊団)の劇場で、同舞踊団は、創立42年目にして初めて、長期的な落ち着き先を見つけたことになる。

雲門劇場では、19日午後に開館記者会見が開かれ、雲門舞集の創設者、林懐民氏、新北市の朱立倫・市長、著名彫刻家の朱銘氏らが出席、会場では同舞踊団の映像が上映されたほか、劇場内に設けられた電動式稼動観客席も初めて披露された。

林懐民氏は、あいさつで、「雲門劇場は雲門舞集40数年の歴史を記念するものではなく、未来を展望するもの。ここはダンス創作の基地となるばかりでなく、若い芸術家の力を伸ばすための場所となるだろう」と語った。林氏は、多くの芸術団体の優れた作品があるのに、再度公演を行うチャンスに恵まれていない、雲門劇場は今後、これらの団体が旧作、新作に関わらず上演できる場所を提供していきたい」と語るとともに、各界に対して、若者の声に耳を傾けて欲しいと呼びかけた。

雲門劇場開館と同時に、台湾の著名な彫刻家、朱銘氏の作品を集めた朱銘美術館とのコラボによる彫刻展「朱銘在雲門白彩人間系列雕塑展」もスタート、記者会見に出席した朱銘氏は、祝辞を述べるとともに、自ら、作品の解説なども行った。

2006年2月11日、雲門舞集が新北市八里に賃貸していたスタジオが火災で焼け落ちてしまったことを受けて、新北市政府は再出発のための場所探しに協力、八里の対岸、淡水にある中央放送局淡水送信所跡地が選ばれた。

2007年4月13日、新北市政府は雲門舞集との間に、雲門舞集が淡水文化芸術教育センター建設のための資金を募り、40年の運営権を取得する内容の投資契約を結んでいる。

淡水文化芸術教育センターは敷地面積約1.5ha、建物床面積約2600坪で、450人収容の劇場、150人収容の小劇場、1000人収容の屋外劇場などがある。雲門劇場のハード設備工事費用は6.6億元、雲門文教基金会が中心となって募金を募り、2013年末までに4155口の寄付が集まった。なかでも、劇場建設の最も有力な助けとなったのは、アメリカ・シカゴのアルファウッド基金会(Alphawood Foundation Chicago:AFC)から寄付された500米ドル。同基金会のアイカナー氏は、雲門舞踊団の熱烈なファンとして知られている。

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