中華経済研究院(中経院)が、今年の経済成長率予測値を3.56%に上方修正した。
台湾のシンクタンク、中華経済研究院は16日、最新の経済予測を発表、台湾の2015年の経済成長率を、昨年12月の数値3.50%より0.06ポイント高い、3.56%と予測した。
中華経済研究院では、内需と民間消費の成長率予測値を3.02%に上方修正、また、台湾と民間の投資の成長率も6.02%に上方修正したことが主な理由だとしている。
中華経済研究院の呉中書・院長は、内需拡大に加え、投資についても移動通信製品の高性能チップに対する需要が力強く、年間を通じて見通しは明るいとしている。
一方で、アメリカの利上げのタイミング、各国の量的金融緩和政策の実施効果、原材料価格、米ドルの為替レート、中国大陸の成長鈍化、さらに台湾の水不足など不確定要素も多く、いずれも台湾経済に影響を及ぼす可能性があると指摘した。また、今年の消費者物価指数(CPI)上昇率は昨年より0.83ポイント低い、0.37%と予想した。