馬英九・総統が与党・国民党の朱立倫・主席と中国大陸の政治指導者、習近平氏との会談(中国語の略称:朱習会)に支持を表明した。馬・総統は14日、総統府で台湾に駐在している日本のメディア関係者との茶話会を開き、茶話会に出席したメディアは15日、馬・総統との談話の内容を記事として報道した。
朝日新聞の報道によると、中華民国の与党・中国国民党は、対話のため、2006年から中国共産党と「国共フォーラム」を開催している。国民党の主席を兼務する、新北市の朱立倫・市長は、来月3日に中国大陸の上海で開催される、「国共フォーラム」に出席するかどうか、出席した場合、中国大陸の政治指導者、習近平氏と会談を行うかどうかに注目が集まっているという。
朝日新聞はまた、昨年11月に行われた大規模な統一地方選挙で国民党が大敗を喫したため、朱立倫・新北市長は馬・総統の後任として国民党の主席になった。朱立倫氏を来年1月に行われる次期正副総統選挙に出馬する、国民党の公認候補として擁立する声が上がっており、朱立倫氏と習近平氏との会談が実現できるかどうかに注目が集まっていると報じている。
馬・総統は、日本のメディアに対して、両氏の会談はごく普通のことだとして、賛同の姿勢を示した。朝日新聞の報道によると、馬・総統は2008年、総統に就任した後、両岸関係の改善に努めいる。馬・総統は、昨年中国大陸で開催された、APEC・アジア太平洋経済協力会議に出席し、習近平氏と会談することを希望していたが、実現できなかったという。
残りおよそ一年間の任期中に、習近平氏と対面するかどうかとの質問について馬・総統は、「その可能性を排除しないが、無理に要求することもない」と答えた。