台湾の映画監督、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督がアメリカで評価されている。アメリカ・ニューヨークの「ミュージアム・オブ・ザ・ムービング・イメージ」では今月10日から、ツァイ・ミンリャン監督の全作品18本を紹介している。また、リンカーンセンター映画協会でも、ツァイ監督の処女作、『青春神話』を上映した。
ニューヨークタイムズの映画評論家、A.O.スコット氏は「青春神話」について、近代映画の重要な作品の一つと評価。また、著名な映画評論家、J.ホバーマン氏は、ツァイ監督の最近の作品である『ピクニック』は、世紀末の雰囲気漂う作品だと指摘、雨と荒涼とした風景は廃墟のイメージで、独特の美学と構図は人々をさらに不安にさせると評した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、ツァイ監督は現代の傑出した映画監督の1人で、1992年の『青春神話』以来、台湾映画のパイオニアとして活躍してきたと紹介、20年来の作品ではその映像スタイルの進化を知ることができると絶賛した。