台湾は過去67年で最も深刻な水不足に見舞われている。台湾北部・新北市中和区の主婦、楊賢英さんはここ数ヶ月、水洗トイレの節水装置や節水器などを使って家族の水使用量を半分以下に抑えることに成功した。
馬英九・総統は11日、楊さんの自宅を訪れ、節水への取り組みを見学。楊さんによれば、手洗いの洗剤を低泡沫のものに変えることで一回で2リットル節約できる。節水型水洗トイレでは1回に1.5リットルから3リットルで済むが、一般の水洗トイレは9リットルから12リットルが必要だという。また、シャワーをたらいに水をためて体を洗う方式に変えれば、一回で55リットルが節約できるという。
馬英九・総統は様々な節水方法を絶賛、「模範家庭であり、こうした方法を普及させてほしい」と述べた。馬・総統は、工業用水を除外すると台湾の人が使用する水は1日で平均173リットルだと指摘、全ての人が150リットルまで減らせれば、毎年石門ダム3個分の水を節約できると説明し、現在の水不足はすでに「肉弾戦」が必要なレベルなのでみなが節水に全力で取り組むことを希望した。