馬英九・総統が8日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加する際の名称について「中華台北(チャイニーズ・タイペイ)」はいい慣例だとしている。馬・総統は8日、「台湾外(国)籍記者聯誼会(TFCC)」で講演を行い、同会のメンバーと座談会を行った。
中華民国台湾がアジアインフラ投資銀行に参加する際の名称について馬・総統は、立法院の王金平・院長は先ごろ、立法院で、中華民国がアジア太平洋経済協力会議(APEC)に参加した際の名称は「中華台北」、2002年、世界貿易機関(WTO)に参加した際の名称も「中華台北」だった。中国大陸の『外交部長』王毅氏も公の場で国際的な慣例に基づくと発言したため、「中華台北」は適切な慣例だと言えると述べた。
馬・総統はAIIBへの参加と台湾による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加との関係についても触れ、AIIBへの参加は、台湾によるTPP参加に影響しないはずだ。米国もAIIBとの協力関係の構築に期待を示した。中華民国台湾によるTPP参加の問題点は、AIIBにあるのではなく、台湾の市場の開放策にあるのだとの見方を示した。