立法院の王金平・院長を団長とする立法委員訪日団が8日午前、日本の与党自民党の「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の会長を務める、岸信夫衆議院議員らとの朝食会に招待された。岸信夫議員は安倍晋三首相の実弟。
王・立法院長はあいさつで、岸信夫議員が一昨年、懸案となった台湾と日本の漁業問題にかかわる漁業協定の締結を促したなど、長年、台湾と日本に関する各種の法案と覚書の調印に尽くした努力に感謝すると共に、日本の国会議員が「日本版台湾関係法」の立法化を進めていることにも謝意を表した。
岸信夫議員はあいさつで、東日本大震災発生後、王金平・院長は毎年訪問団を率いて日本を訪問しており、日本のことを最も理解し、日本に最も多い支援を与えている政治家だとたたえた。
中華民国台湾は現在も、福島第一原発の放射能漏れ事故の影響を受ける恐れのある、福島県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県の5県からの食品の輸入を禁止している。岸信夫議員は、王・立法院長ら一行が千葉県を視察した後、この5県の食品の輸入解禁に尽力するよう期待した。それに対して、王・立法院長は、「中華民国政府は、科学技術と検査の数値などを、これらの県で生産された農産品の輸入を解禁するかどうかを判断する基準にすると信じている。訪問団のメンバーもできる限りの協力はする。」と答えた。
王・立法院長が8日正午、千葉県の森田健作県知事の歓迎昼食会に出席した際も、立法院社会福利及び衛生環境委員会はすでにこの件について衛生福利部の部長による報告を求めている。今後も食品の安全性について調査を強化、評価を行うと再度説明した。
王・立法院長一行は8日午前、千葉県の高齢者ケア施設を参観、それを「長期ケア服務法」の立法の参考にする。一行は施設に日本円50万円寄付した。