中華民国台湾と日本が漁業協定を結んで10日で1年。馬英九・総統は12日、台湾北東部・宜蘭県の南方澳を訪れて地元の漁業者と座談会を開いた。馬・総統は、同協定は、「主権を分割はできないが、資源の共有は可能」の理念で、両国が協定適用海域でいずれも操業できるようにしたと説明、協定適用海域での黒マグロ漁の生産高はここ1年で4倍になったとして協定締結の成果を喜んだ。
また、日本側に漁船が拿捕されるケースも、協定締結前の1年の18件から、過去1年のわずか1件に減ったという。馬・総統は南方澳の進安宮と南天宮も参拝、漁業者の行くところには常に行政院海岸巡防署の船舶が護衛に向かい、漁業者の権益を守ると強調した。