馬英九・総統が、体の障害で車椅子を使用している新婚夫婦を結婚写真撮影のため総統府に招いた。新郎の楊雲豪さんと新婦の方羚さんはいずれも下半身不随で車椅子を利用している。二人は先月、脊髄損傷潜在能力発展センターの協力の下、台湾本島を一周して結婚写真を撮影する夢をかなえた。
3月9日に台湾北部、桃園県の楊梅を出発、動力のついた車椅子などで25日間かけて台湾を一周。先ごろ、総統府内での撮影も実現した。馬英九・総統は3日、自身のフェイスブックで、国旗をデザインしたマフラーを二人の首にかけ、一緒に写真を撮る映像を公開した。馬・総統は、この二人の物語を通して、より多くの人たちが勇気を持って夢を追いかけるよう励ましたいとしている。
楊さんは3年前に自動車事故で脊椎を損傷して歩くことができなくなった。方羚さんは台湾南東部・台東市の原住民族ブヌン族の女性で、大学卒業後、ふるさとの役場で働いていたが、5年前に視察のために出張した先で階段から転落して下半身不随となった。