政府が財政部と行政院大陸委員会の二つのルートを通じてアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加意向を表明した。中国大陸が主導する、アジアインフラ投資銀行への参加表明が3月31日に締め切られた。中華民国台湾は31日夕刻、参加表明を行った。中華民国政府で対中国大陸政策を担う、大陸委員会の夏立言・主任委員と財政部の張盛和・部長は31日夜、記者会見を開き、台湾によるアジアインフラ投資銀行への参加表明について説明した。
大陸委員会の夏・主任委員は、「政府は1日、中共の『国務院台湾事務弁公室(国台弁)』を通じてアジアインフラ投資銀行の連絡方法を取得したため、財政部は、張盛和・部長サイン入りの参加表明意向書をアジアインフラ投資銀行準備処に送った。慎重を期するため、大陸委員会も国台弁を通じて意向書をアジアインフラ投資銀行の準備処に送った。この二つのルートを通じて送った意向書が先方に届いたことが確認された」と説明した。
一方、張・経済部長は、アジアインフラ投資銀行の創設メンバーになりたいと表明した国は数十に達し、台湾も、関連規定の制定にかかわる創設メンバーになりたいと表明したが、それが実現できなくても、アジアインフラ投資銀行に参加できれば、国際社会における台湾の知名度の上昇、地域経済統合への参加、両岸間の経済貿易の新たな発展、台湾へのビジネスチャンスの創出にプラスになるとの見方を示した。
なお、参加する際の名称について、張・財政部長は、参加確定後、検討したほうが妥当だとしている。