毛治国・行政院長が、アジアインフラ投資銀行(AIIB)参加は国家全体の利益にかなうとしている。31日は、中共が主導するアジアインフラ投資銀行に創設メンバーとして加わるための申請の最終日。総統府は30日に国家安全会議を開き、財政部に申請書を作成させ、両岸双方の窓口機関を通じてこの銀行の設立準備事務処に提出すると決めた。
行政院の毛治国・院長は31日、これについて、「尊厳が守られるという前提の下、アジアインフラ投資銀行に参加することは国家全体の利益にかなう。今日31日、両岸双方の窓口機関を通じて我々の参加意向書を設立準備処に提出する」と話した。毛・行政院長は、創設メンバーにならなければ、メンバーの権利義務を定めるルール作りに加われず、創設メンバーとなることで台湾の権益をさらに守れるようになるとしている。
財政部が、「チャイニーズ・タイペイ」名義で参加することが比較的適切としていることには一部から、自ら国家を矮小化するものと批判する声があがっている。外交部の林永楽・部長は31日、これについて、「矮小化の問題についてはさらに考える。はっきり言っているが、現時点では参加の意向を伝えるだけであり、名称、地位、待遇の部分については今後の対話を通じて処理する」と話した。