中高年の労働力参加率を高めるため、高齢者をリソースと位置づけたウェブサイトが30日に開設された。台湾では世界の平均以上のスピードで高齢化が進んでおり、10年後の2025年には、高齢者が全人口の20%を超え、超高齢社会に突入すると予測されている。労働部は、少子高齢化、ならびに中高齢者が前倒しで労働市場から離れる傾向が強まっているとして、高齢者の人材活用こそ喫緊の課題と考えている。
高齢者に全方位的な情報サービスを提供するため、労働部は政府各部会で関連するサービスの情報を統合し、「シルバー情報ネット」というウェブサイトを開設した。労働部によると、「シルバー情報ネット」では3万5000人分の正社員、臨時雇いの求人と、1万1000人の求職者が登録され、マッチングを待つことになる。また、中高齢者には衣食住、交通、財テク、就業、旅行、文化、健康ケアなどの生活に必要な情報を提供するという。労働部の郝鳳鳴・政務次長は、このウェブサイトで高齢者にフレンドリーな環境を提供、向こう5年から10年で、65歳以上の労働力参加率を15%高めたいとしている。