中国大陸が設立を提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)へ参加を表明する国家が相次いでいる。中国大陸は、「一帯一路」構想(「シルクロード経済帯」と「21世紀海上シルクロード」を中国大陸が中心となって建設していく構想)の詳細を徐々に明らかにしており、同銀行は「一帯一路」の周辺国にインフラ建設資金を提供する。このため向こう数年、毎年約8000億米ドルの融資のニーズが生まれるという。
台湾銀行の李紀珠・董事長は29日、アジアインフラ銀行はビジネスチャンスを生み出し、台湾の金融機関にも、より多くの外国金融機関と提携する機会をもたらすと指摘、台湾は尊厳が保たれることを前提に同銀行に参加すべきだと述べた。
永豊金融持ち株会社の何寿川・董事長も、こうした世界的な金融メカニズムに台湾が加わらないわけにはいかないと主張。アジアインフラ投資銀行への参加名義について、永豊銀行の邱正雄・董事長は、APEC(アジア太平洋経済協力)の方式で、「チャイニーズタイペイ」での参加を提案した。