3月の最終土曜日である今日28日、世界各地で「アース・アワー」イベントが行われる。
「アース・アワー」イベントは、二酸化炭素排出量が年々増加し、地球温暖化や気象変化が起こる中で、WWF(世界自然保護基金)が2007年、地球上の全ての人びとが同じ時間(午後8時30分)から電気を1時間消すアクションを通じて、温室効果ガスを削減し、環境保護への決意を分かち合うことを目的に始められたもの。現在、世界の163の国・地域、7000を超える都市で行われており、台湾でも台北市を中心に行われる。
台湾で「アース・アワー」を主催する荒野保護協会は、台北市東部の繁華街、信義エリアの高層ビルなど各商業施設店舗が実施することを明らかにした。例年の経験によると1時間のアクションで6万キロワット分節約できるといい、これは樹木100万本の二酸化炭素吸収量にあたるという。
荒野保護協会ではこのほか、台北市、中南部の雲林県、南部の高雄市で記念イベントを行う。台北市政府前広場で行われる台北市のイベントでは、夜間に行われる映画上映のための電気を貯蔵することを目標に、1000人の人びとが12台の自転車を使って発電を行う。また、国立科学工芸博物館で行われる高雄市のイベントは、エコハウスをガイド付きで無料参観できるほか、エコをテーマにしたバザーや、気象変化や省エネについてわかりやすく学べるイベントが開催される。
なお、馬英九・総統は28日午前、フェイスブックに、「アース・アワー」への参加を表明、総統府の外壁に取り付けられているライトアップ用の照明を消すことを発表した。馬・総統は、国民が日頃から、まめに電気を消すなど省エネ意識を身につけることで、温室効果ガスを減らし、地球をいたわることを希望した。